#horaharadio vol.12 に寄せて(長々としたお礼と感想)

前回のブログをお読みいただいた方々、ありがとうございました。

思った以上にいろいろな方に読んでいただけたみたいで恐縮です。

 

その中で推しであるおららが属するクリエイターグループ(という表記で良いでしょうか)のhoraharetaメンバーのン丸さんと吉本ユータヌキさんにも読んでいただき、あまつさえ議論の材料にしていただけたとのことで、じんわりと喜びをかみしめているところです。

 

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horaharadioは毎回ゆるりと流しながらトークを楽しんでいるのですが、今回はオタクの目線からもブログの主(?)としても興味深くしっかりと聞かせていただきました。

そのお礼と感想を最近起きたことと共につづりたいと思い、再度ブログを開いた次第です。(書きながら長文になる予感しかしていません)

 

 あのブログを書いてからいろいろなことがありました。その中でも2つ、「好きなことを広げる・つなげる」出来事があったので、horaharadioの内容を踏まえたうえで記録しておきます。(感想というよりはhoraharadioに触発されて思い出したことをつらつらと書いています)

 

・職場で「好きなものの話」ができたこと

2年ほど前から、自分がハロオタ(ハロプロが好きなオタク)だと職場でぽつりぽつりと話せるようになりました。

初めは近しい先輩から。その先輩伝いにほかの先輩方へも。同僚や後輩と飲んだ時の話題でも。私がハロプロが好きなことはじんわりと広まっていました。

ハロプロは大手ですし、モーニング娘。の楽曲はどの年代の方にも通じます。先輩が多い私の職場においても「オタク」であることをカミングアウト(というと大げさですが)するにはちょうど良い入口でした。

その場で私の推しメンを画像検索してくれたり、リリイベがあったら誘ってくださいねと言ってくださったり、私の好きなものが心地よく受け入れられていくのを感じていました。

 

先日、どうしても行きたいまじばんのライブがあり、先輩に飲みに誘われた際に「19時には出たいのでそれまでなら」と答えたところ、「何、ライブ?」と聞かれました。

私「ライブなんですけど、ハロプロじゃなくて」

先輩「ハロプロじゃないの?なんてやつ?」

私「地下アイドルで、まじばんchっていうんですけど…」

先輩「いろいろ行ってるねぇ」

その後行きつけの居酒屋で飲んだ際にも、同席した先輩や後輩、親父さんとおかみさんにまでまじばんの説明をしてきました。先に離席する私に皆さん「楽しんでおいで」と声をかけてくれました。

後で聞くと、親父さんは私が離席した後にも「まじばん」の名前を繰り返して覚えてくれたそうです。

 

 オタクは受け入れられにくいだろうなと警戒心が強いあまりに、じわじわと伝えることしかできていませんが、ハロプロが好きな私も地下アイドルのまじばんが好きな私も、好きな人たちにはきちんと受け入れてもらえるんだなとすごく安心しました。

そして、自分が地下アイドルのオタクだと人に言えるようになったことにもびっくりしました。

おららが言うように、好きなものは発信すれば広がることを実感した出来事でした。

 

・先日の超特急のイベントと共に

2/11に横浜アリーナにてPERFECT VALENTINE(通称パーバレ)というイベントが行われました。このイベントは昨年も行われていて、出演者がiKON、RADIO FISH、そして超特急というラインナップ。

そして8号車にとって一種の節目のイベントでもありました。

昨年のパーバレは、超特急6人体制での初のオープンなイベントでした(男性ファン限定ライブが新体制初ライブではありましたが、それはかなりクローズなイベントだったので)

メンバー脱退発表前にチケットを取っていたので、どのような気持ちでライブを見ればいいのか最後までわかりませんでした。

当日のライブは楽しかったけれど、ボーカルが一人になって心配だとか、フォーメーションが変わってしまってきっと大変なんだろうなとか、今後ほかの曲はどうなるんだろうとか、変わってしまったこととこれから変わるであろうことを気にかけるばかりで、純粋にライブを浴びることができずにいました。

そして今年。6人体制から1年、ボーカルもダンサーも引き出しを増やして堂々と横アリに立つ姿を心から楽しむことができました。

去年はやらなかったバラード曲もしっとりと魅せ、これが対バンで出せるのかと改めて超特急の強みを感じました。

 

その数日前、まじばんは新曲と新衣装を発表しました。

私は仕事でどうしても行けなかったのですが、Twitterを見る限りまじばんが力強く新しい姿を見せてくれたことは伝わりました。

そして、まじばんメンバーもオタクもこれからのまじばんに自信しかない様子で、それを見て(何様かという言葉ではありますが)とても安心しました。

 

おららが「まじばんについて来てたら間違いないです」とツイートした時、やっぱりまじばんと超特急は似ているなと。

今の超特急もまじばんも、極上のものをすべてステージで出し切る姿勢がビシビシと伝わってきます。自分たちに自信があるのが、ステージを見上げるものとしてはとても気持ち良い。

そして、オタクやファンのことを信頼していて、それを伝えてくれる姿。

まじばんが「フロアはオタクのものだから」と楽しみ方を任せてくれる。そして対バンで毎回のように流れてくる「まじばんのオタクが自分の推しグループでも沸いてくれて嬉しかった」というツイート。それに対して「うちのオタクすごいんやで!」と誇らしげに語ってくれるメンバー。

超特急は、対バンでは2号車~7号車の紹介が終わった後に必ずリーダーのリョウガさんが我々8号車(ファン)の紹介もしてくれます。「7号車までが超特急じゃないんです、ここにいる8号車~!」と呼び掛けてくれる度に私たちのことを信頼してくれているんだなと嬉しくなります。

 

好きな人たちが自分たちを信頼してくれるって、こんなに嬉しいことなんだと。「好き」の先の「信頼」が現場に通い続ける理由の一つなのかもしれません。

 

 

信頼されているからこそ発信の仕方は間違えたくないし、間違えないように慎重になりすぎて好きを発信できなくなってしまったら本末転倒だし、とぐるぐるとまだ考えることも多いですが、私の好きな世界はどんどん広がってほしいという気持ちは忘れないでいたいと思います。

 

あと、薄々感づいてはいましたが、horaharadioってゆるりと話しているようでものすごく緻密に組み立てて配置された話題によって構成されているなと。

今回でいうとオープニングののらくら・しーた生誕祭の話、矢沢永吉さんのファンの話、ファンが「してくれる」こととアーティストの対応、そして本ブログの記事など、実にたくさんの材料を綺麗に配置した上でラジオを形作っているなと感じました。

ミーティングラジオということですが、きっときちんとレジュメがあるのですね。

 

私の人生の中でラジオというものにはあまり触れてはこなかったのですが、こうして人がいろいろと自分の内側を滲みださせるツールは味わっていてなかなか面白いなと思っています。

 

これからもhoraharadioで皆さまの人となりに触れることを楽しみにしております。